こんにちは~
ご無沙汰しております。長い長いお休みを頂きました。
お読みくださっている皆様にはご迷惑をおかけして、大変失礼致しました。
スィーツバイブル、再開させて頂きます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
さて、早速ですが、今日もスィーツな聖書のみことばをご一緒に味わい楽しみましょう。
今日の聖書箇所はローマの信徒への手紙11章32節です。
神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです。
前回の復習をしましょう。
前回の箇所は30~31節で、私たち異邦人信者についての箇所でした。
私たち異邦人信者は、かつては不従順でした。そして本来は神様から遠い存在で、滅びに向かう存在です。
しかし、神様の選びの民であり、神様との契約が堅く結ばれている民であるイスラエル人が不従順になったため、神様は、旧約聖書で全く啓示されなかった教会、つまり私たち異邦人クリスチャンを憐れまれ、救いへと導かれたのです。
これはある意味、計画外のことです。
それと同じように、今は不従順の中にあるユダヤ人をも神様は憐れまれ、後の時代、民族的に全員救われます。
これが神様の壮大なご計画です。
これを受けて、パウロはこの32節を記しました。
では、もう一度、この32節を見てみましょう。
神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです。
ここに出てくる「すべての人」ですが、これは世界中にいる全ての個々人という意味ではありません。
そうではなく、「イスラエルも異邦人も」という意味です。
前回、私たち異邦人は不従順の中に生きていたという話をしましたよね。
これ、今も継続されているんですよ。
だって、私たちは神様の憐れみによって、恵みによって救われましたよね。
でもまだ多くの異邦人は救われていません。未だ不従順の中にいるのです。
そしてイスラエルも同じです。
ユダヤ人の中で、イエス様をメシアとして受け入れ、十字架と復活の福音を受け入れた人は、今、起こされています。
このことを聖書では「残された真のユダヤ人」と表現しています。
これをメシアニック・ジューというのです。
メシアニック・ジューの人たちが確かに今、イスラエルの国にいます。
しかしあくまでも少数派で、未だ大勢はイエス様を拒否し続けています。
そう、不従順の中に入れられているのです。
パウロはそんなイスラエルと異邦人を「不従順の状態に閉じ込めてしまわれた」と言っています。
そうですよね。それは全部私たちが悪かったので、私たちの責任です。
これがパウロの時代であり、そしてこれは今の時代でもあります。
さて、この32節の後半を御覧ください。
それは、すべての人を憐れむためだったのです。
これ、凄いことだと思いませんか?
確かにユダヤ人も異邦人も未だ不従順の状態に閉じ込められているようです。
彼らはその中で、罪にもがき、自分の力でどうにかしようとやっきになっています。
でも、神様はこのことをもしっかりと受けとめられ、すべての人を憐れまれ、御自分の恵みを表すための機会として用いてくださるのです。
神様のご計画、それは壮大であり、私たちには計り知れません。
神様の最初のプラン、それは契約の民であるユダヤ人を救うことです。
だから、ユダヤ人のメシアとしてイエス様が来られました。
福音書をよく読んでください。
イエス様は最初、ユダヤ人に「神の国は近づいた」とメッセージを語り、彼らを励ましました。
もしそこでユダヤ人がイエス様を受け入れたなら、そのまま千年王国に入ったことでしょう。
もちろん、イエス様が十字架にかかられ、墓に葬られ、三日目に復活する必要があります。
おそらく、ローマ帝国がイエス様を反逆罪か何かで十字架刑にしたことでしょう。
これが当初の神様のプランでした。
ところが、そのプランが狂ったのです。
何故かというと、当のユダヤ人たちが自分たちのメシアを拒否したからです。
そこで、千年王国が来るまでの間、プランが変更され、異邦人の救い、つまり「教会」が誕生したのです。
これは最初からの計画ではなく、途中から組み込まれたものだったのです。
でも、神様はユダヤ人たちを決して決して見捨てたり、見放したりしていません。
これは是非覚えておいてください、神様の契約は今もユダヤ人に対するものです。教会ではありません。
もし、ユダヤ人がイエス様を拒否したから、頑なに神様を拒否したから救いの計画を異邦人に変更するとしたら、これは恐ろしいことです。
何故かというと、私たちも何時救いが奪われるかわからないからです。
聖書はきちんと字義通りに、そして文脈を大切にして読まなければいけないのです。
こうやって、神様は異邦人、そしてユダヤ人を救うご計画を持たれています。
でも、これもユダヤ人と異邦人が不従順の中に閉じ込められたから、恵みがわかったのです。
不従順の中に閉じ込められたから、自分の力ではどうしようもないということがわかり、信仰と恵みによって救われるという世界が初めてわかるのです。
だから、神様がイスラエルと異邦人を不従順の中に閉じ込められたということ、その裏にはこんなに大きな御思いがあったのです。
神様の御心は私たちには計り知れません。
そしてその御心の中で、今も私たちは生かされているのです。
そして同じ神様が一人ひとりに対してもまた、御心を持たれています。
それは私たちには図りしれないことです。
私たちの人生はいろいろなことがあります。
涙を流したり、悔しさに唇を噛みしめることもあります。
もちろん、喜びにあふれること、幸せを感じることも有ります。
でも、その背後には私たちの想像を遥かに超えた神様の御心があるのです。
今日、神様に信頼しませんか。そして主の御心にお委ねするのです。
その状況のどまんなかで、主は深くあなたを慰めてくださいます。
祝福を祈ります。キリストの愛を込めて。。。。
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