こんにちは~

今日もスィーツな聖書のみことばをご一緒に味わい楽しみましょう

今日の聖書箇所はローマの信徒への手紙11章30-31節です


――――― 今日のみことば ―――――

あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。

それと同じように、彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるためなのです。



――――― 今日のお勧め ―――――  


今日の箇所、読んで「なるほど!」って思われた方はいらっしゃいますか?

多くの方が「?????」ではなかったのかなと思います。

この箇所、文脈を無視して、ここだけで見ると非常にわかりにくいです。

それだけ難しい文章ですね。

でも、とっても大事な内容が書かれていますので、ご一緒にこの箇所を味わい、ここからパウロは何を伝えようとしているのかを味わうこととしましょう。


ここで語られている内容、実は異邦人信者に語られています。

ですから、私たちにとっても大切な箇所であり、パウロが今、私たち日本人クリスチャンに語ろうとしているメッセージとして受けとめましょう。



さて、もう一度この箇所を見てください。

まず30節です。

あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。

ここに出てくる「あなたがた」は異邦人クリスチャンです。

ですから、パウロはここで「あなたがた異邦人クリスチャンの皆さんは、かつては神に不従順でした」と言っているのです。

そうですよね。神様から離れ、契約の外にいた者たち、それが異邦人です。

私たち自身、振り返ってみると、本当にそうだなと思われることと思います。


30節の後半を見てください。

今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。


「彼ら」とは誰のことでしょうか? そう、ユダヤ人です。

前回、学びましたよね。

ユダヤ人は神様に敵対しました。

そのおかげで救いが異邦人に及んだのです。


だから、ユダヤ人がイエス様の救いを拒否したおかげで、今、私たち異邦人は神様の憐れみを受けているのです。

今は「恵みの時代」と言われている時です。



本来、イエス様がユダヤ人のメシア、つまり救い主としてこの地に来られましたが、当のユダヤ人が拒否したので、彼らは裁きを受け、その40年後、つまり紀元70年、エルサレムが崩壊し、今に至るまで離散の民として世界中に散ってしまいました。

もし、その時イエス様をメシアとして受け入れ、歓迎したとしたら、おそらくそのまま千年王国となったことでしょう。



しかし、彼らは自分たちの王であり、救い主であるイエス様を拒否したのです。

彼らは公にイエス様はベルゼブル、つまり悪霊の力によって病を癒しているのだと宣言したのです。

その結果、回帰不能点に達してしまい、救いの道が教会、つまり異邦人信者へと移行したのです。


ですから、今、私たち異邦人クリスチャンは神様の憐れみを受けているのです。

でも、それは「憐れみを受けている」のであって、当然のことではありません。

これは絶対に忘れてはいけないことであり、初代クリスチャンたちは、そのことをしっかり受けとめていました。



では31節を御覧ください。

それと同じように、彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるためなのです。

私たちクリスチャンが神様の憐れみによって救いの道が開かれましたが、同時に、ユダヤ人は不従順になり、救いのチャンスを逃してしまいました。


でも考えてみてください。私たちも本来、神様に対して不従順でした。

自分自身を振り返ってもお分かりいただけることと思います。

神様から離れ、自分だけが全てと思い込み、しかも人間を神としたり、占いなどに心開いたりしていた存在です。

そんな私たちが神様の一方的な憐れみによって救いに入れられました。

ということは、まさに「それと同じように」、ユダヤ人もまた神様の憐れみを受けるべき存在なのです。


パウロは私たち教会、つまりクリスチャンが救われたのは、ユダヤ人が妬みを持つためだと、そしてそのことによって一人でも多くのユダヤ人が救われて欲しいと言っています。


こうやって、私たち先に救われた者たちが、ユダヤ人のために祈り、伝えることにより、神様の壮大なご計画が成就されるのです。


まず、神様の憐れみ、一方的な憐れみを心から感謝しましょう。

私たちが救われたこと、それは決して当たり前ではなく、一方的な神様の憐れみによるのです。

それと共に、私たちはユダヤ人を愛し、愛の手を差し伸べ、彼らのために祈る必要があります。


ユダヤ人の個人的な友だちがいるという方は少ないと思います。

接点もないことでしょう。

でも、未信者と一緒になって報道に振り回されたり、怒りを持ったりするのではなく、神様の愛を、イエス様の十字架の愛を彼らが知り、受け入れる事ができるよう、そして彼らの必要のために祈ることは出来る筈です。

そしてたとえばユダヤ人伝道の宣教団体に献金をするとか、彼らのために祈るとか、そういうことも出来るでしょう。

そうやって、ユダヤ人を愛し、ユダヤ人と異邦人クリスチャンが一つとされること、それが神様の御心なのです。

共に祈りましょう!


祝福を祈ります。キリストの愛を込めて。。。。

でわでわ~



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